2016年12月13日火曜日

五感経営

経営をしていると、本当に次から次へと様々な試練を乗り越えていかなければいけません。だからこそ私は規模の大小に関係なく、すべての経営者を尊敬しています。
この本の著者である石坂社長は、父親の創業した産廃会社が存続の危機のときに引き継ぎ、産業廃棄物を扱う会社は汚い・暗いというイメージを変えるため、苦労しながらも自らの理想を貫き通し、さらに発展させてきました。

「目先の利益を追って、持続可能でないビジネスモデルや会社、社会を次世代に残してはならない。父母の世代が残したものを、とことん活かし切り、そこで生まれる真に価値ある何かを、子どもたちの世代に残さなくてはならない。」

石坂社長は、地域の里山の環境保全や産業廃棄物の再利用率を増やす技術を開発し、会社の利益と社会貢献を同時に実現してきました。経営者の「想い」が会社や社会を変えていくのだと再確認した一冊です。

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